超写真論

超写真論

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出版社
小学館
著者名
後藤繁雄
価格
3,190円(本体2,900円+税)
発行年月
2019年9月
判型
A5
ISBN
9784096823057

篠山の写真の魅力と秘密が初めて明かされる

2012年6月以来、全国30会場以上の美術館で開催された『篠山紀信展 写真力』。これまで90万人余りの入館者で、この秋の東京展で100万人に達することが確実視されている。写真力とは篠山によれば、写真の力が漲った写真であり、唖然とするような尊い写真であるという。この展示構成を軸に、半世紀に渡って時代の最先端で活躍してきた写真家篠山紀信とは、篠山が発表してきた写真とはどのようなものであったのか、について後藤繁雄が解き明かす。
「写真は時代を映す鏡だ」と言い切る篠山紀信に、長く現代アートにかかわってきた後藤繁雄が真っ向から挑み、篠山の写真の謎・魅力・秘密を丁寧に解き明かしていく。『激写』からはじまり、宮沢りえからAKBまで、篠山の写真ほど、日本人のなかに刷り込まれた写真がないにもかかわらず、古びることのない写真の「力」については語られてこなかった。篠山を語ることが、大量の写真を生み出す今を語ることに通じ、日本人論ともなり得る画期的な一冊である。


【編集担当からのおすすめ情報】
9月5日から10月27日まで、東京ドームシティのGallery AaMoにて、『篠山紀信展 写真力』展が開催されます。2012年から始まった同タイトルの写真展がパワーアップして、再び東京に戻ってきます。

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