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日本でもAIドリブン企業を目指す企業が増えてきている。そのためには、データをうまく経営に生かすための「分析チーム」が必須だが、国内ではその作り方についての成功事例も少なく、手探り状態のところが多いのが現状だ。
本書では、最先端のテクノロジー企業が集まるシリコンバレーで、データ解析の現場とチーム運営のベストプラクティスを見てきた著者が、データ分析チームの作り方を伝授! 特に第3章では、チーム立ち上げについて、次の6つのステップの順に解説している。
①経営陣によるデータやAI 活用のコミットメントを確認
②チームの責任者(データサイエンティスト)の採用
③横串の分析チームを立ち上げる
④データエンジニアの採用
⑤3人目以降はビジネスに応じた人選を
⑥解析課題の多様化によるチームの細分化
本書で紹介するチームの立ち上げ方法は小さく始められる方法なので、資金的に余裕のある大企業だけでなく、中小企業やスタートアップでも活用可能となっている。
さらに巻末には、先進的にデータやAI活用に取り組み、ハイパフォーミングな分析チームを運営する企業の成功事例も掲載。チーム立ち上げの経緯やチームを成熟させるための日々の取り組み、事業部との連携など、これからチーム立ち上げを考えている企業や、立ち上げに着手しているが、もっといいやり方はないか模索している企業などにとって大いに参考になるだろう。
まさに、分析チーム作りのエッセンスを凝縮した一冊となっている。
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