はじめてのともだち

ジャータカものがたり

はじめてのともだち

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出版社
小学館
著者名
中川素子 , バーサンスレン・ボロルマー
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2019年9月
判型
B5
ISBN
9784097250234

大切なことをこどもに伝えたい絵本シリーズ

昔むかし、おしゃかさまが、大臣だったときのお話です。
お城の中で王さまに飼われていたぞうのアーナンドは、いつもさみしそうでした。ある日、一匹のやせこけた犬が迷い込んできました。犬は、アーナンドが残したご馳走をガツガツと食べてしまいました。犬は、お城の外の出来事を話してくれます。アーナンドは、やっと元気になったのですが……。

ジャータカ物語とは、おしゃかさまの前世の物語です。おしゃかさまは、前世で動物など様々な生を受け、善行を積んできたから、偉大な仏になったと信じられています。そして、このジャータカ物語は、仏教の教えだけにとどまらず、人間としてのあり方が、寓話性豊かに語られているところから、イソップ、グリムなど世界の説話文学に影響を与えています。

【編集担当からのおすすめ情報】
子どもたちに伝えたい、おしゃかさまのたいせつな教えのひとつを絵本にしました。小さなお子さまから、読み聞かせて欲しい一冊です。

王さまに大事に飼われているぞうと、のら犬の友情物語。ぞうと犬は、全く違う立場ですが、とてもステキな友だちになります。
「友だち」ってどういう存在かを考えさせられます。

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