海東野言

海東野言

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出版社
作品社
著者名
許〓 , 梅山秀幸
価格
4,180円(本体3,800円+税)
発行年月
2019年10月
判型
四六判
ISBN
9784861827747

豊臣秀吉との駆け引き、清の太宗による半島侵出、
蹂躙される国土、虐殺される民衆――
しかし、宮廷内部は、権力闘争に明け暮れていた
《韓国古典・野譚シリーズ》全8巻完結!

本書は、16世紀・朝鮮中期にまとめられた、李朝の歴代の王たちと、その時代を活き活きと記した“史書”である。建国の英雄としての王、兄弟たちを殺し尽くした王、英邁で文化的な啓蒙君主、暗愚極まりもない女色と殺人を趣味とした王……。両班たちは、その王たちのもとでどのように生き、死んだか。まるで『史記』を読むような面白さで、朝鮮の前期の歴史が描かれ、東アジアの中での朝鮮という国家の成り立ちと、民族のアイデンティティが描かれる。

■梅山秀幸訳《韓国古典・野譚シリーズ》全8巻完結
「野譚」とは、16-17世紀の李氏朝鮮で書き残された広く民衆に伝わる説話や伝承で、本シリーズの作品は代表作である。貴族・僧から庶民までの、世態・風俗、人情の機微が描かれ、朝鮮の心の基層をなす物語々の源がここにあり、韓流歴史ドラマの原点でもある。ほとんどが本邦初訳であり、朝鮮の豊穣な文学世界についての日本人の認識の欠落を埋める待望のシリーズの完結である。

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