文学に描かれた「橋」

平凡社新書

文学に描かれた「橋」

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出版社
平凡社
著者名
磯辺勝
価格
968円(本体880円+税)
発行年月
2019年9月
判型
新書
ISBN
9784582859225

文学に描かれる「橋」とは、渡るためのものではなく、人々の心を捉えるために存在するものである。小説の舞台として橋を巧みに利用することで、橋を渡る兵士たちの軍靴の足音が戦争の恐怖を伝え、橋が過去と現在をつなぐ役割を果たすことで、過ぎし日と、いまを見つめる登場人物の心の葛藤が深く投影される。
「橋」の世界が両岸を分けつなぐとき、文学はいきいきと動き出す。

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