未完の資本主義

PHP新書

未完の資本主義

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出版社
PHP研究所
著者名
ポール・クルーグマン , トーマス・フリードマン , デヴィッド・グレーバー , 大野和基
価格
990円(本体900円+税)
発行年月
2019年9月
判型
新書
ISBN
9784569843728

経済学者シュンペーターは「資本主義の欠点は自ら批判されたいと願っている点だ」と述べた。

批判すらも飲み込み自己変容を遂げていく「未完」の資本主義。とりわけ近年は、テクノロジーの劇的発展により、経済の形が変わり、様々な矛盾が噴出している。



本書は、

●テクノロジーは資本主義をどう変えるか

●我々は資本主義をどう『修正』するべきか



について、国際ジャーナリスト・大野和基氏が、世界の「知の巨人」七人に訊ねた論考集である。

経済学、歴史学、人類学……多彩な視座から未来を見通し、善き資本主義を考える、知的興奮に満ちた1冊。



◆ポール・クルーグマン(ノーベル賞経済学者)

――我々は大きな分岐点の前に立っている



◆トーマス・フリードマン(『フラット化する世界』著者・NYタイムズコラムニスト)

――「雇用の完新世」が終わり「人新世」がはじまる



◆デヴィッド・グレーバー(文化人類学者・ウォール街占拠運動の理論的指導者)

――職業の半分がなくなり、「どうでもいい仕事」が急増する



◆トーマス・セドラチェク(『善と悪の経済学』著者・チェコ共和国経済学者)

――成長を追い求める経済学が世界を破壊する



◆タイラー・コーエン(ジョージメイソン大学教授・経済学者)

――テクノロジーは働く人の格差をますます広げていく



◆ルトガー・ブレグマン(ジャーナリスト・歴史家)

――ベーシックインカムと1日3時間労働が社会を救う



◆V・M=ショーンベルガ―(オックスフォード大学教授・ビッグデータの第一人者)

――「データ資本主義」が激変させる未来

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