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明治初期から炭鉱の町として栄えた北海道の夕張。ここでは、元々休憩中に暇を持て余していた一部の器用な炭鉱員が、坑内で石炭を使って細工をしていました。80年代後半に閉山が決まると、一気に炭鉱員たちの中で石炭細工作りが広まります。飲食店や人々の玄関先に飾られている石炭細工は、かつて町の栄光の象徴でしたが、今ではヒビ割れ、その様子は限界自治体となった現在の町を物語っています。
2017年の冬にこの町を訪れた桑原真理子は、初めて入ったラーメン屋で丸い形をした石炭細工を店主夫妻から譲り受け、これをきっかけに、町に残っている黒い玉を探す日々が始まります。1ヶ月の滞在中に、石炭細工を通して見えた町の様子をユーモア溢れる文章と写真で記録し、『バーニング・ラブ』として一冊にまとめました。『石屋さん』に続く、石プロジェクト第二弾。
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