本の雑誌 436号(2019 10)

特集:人には本屋が必要だ!

本の雑誌

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出版社
本の雑誌社
著者名
本の雑誌編集部
価格
734円(本体667円+税)
発行年月
2019年10月
判型
A5
ISBN
9784860113988

特集:人には本屋が必要だ!

駅前書店のみならず、地域一番店や老舗書店の閉店も止まらない昨今、書店のない町はどんどん増えている。だがしかし。それでいいのか。本屋がなくて人は生きていけるのか!? というわけで本の雑誌10月号の特集は「人には本屋が必要だ!」。『書店風雲録』の田口久美子による巻頭言「なぜ街から本屋が消えるのか」から、幸福書房あらため「幸福茶房」店主・岩楯幸雄インタビューに那須高原唯一の書店那須ブックセンターを「応援する会」の愛と真実に迫る突撃ルポ、戸田書店掛川西郷店店長・高木久直と前さわや書店フェザン店店長田口幹人が本屋の未来を語る対談に『ぼくは本屋のおやじさん』を読んで書店を始めたホホホ座代表山下賢二の本屋のおやじ論、そして開店3か月の手作り本屋潜入記に読者の本屋さん体験まで、本屋に行こう!の提言特集なのだあ!

新刊めったくたガイドは、小財満が麻薬戦争三部作完結編『ザ・ボーダー』をなにをおいても読むべし!とイチ押しすれば、林さかなは思わず吹き出す短篇集『黒い豚の毛、白い豚の毛』にあるある。大森望が日本SF短編の最先端、伴名練作品集に五つ星を打てば、千街晶之は世界がひっくり返る下村敦史『絶声』がすごい!と絶賛。大塚真祐子が早助よう子『ジョン』の自在な文体を堪能すれば、仲野徹は進化の偶然と必然のナゾに挑む知的興奮本に目からウロコ。そして北上次郎は残り200ページを一気読み、『マンハッタン・ビーチ』の怒濤の展開にくらくら! さあ、書店店頭で迷いに迷い、えいっとレジに持っていったおじさんの判断を褒めてやってくれぃ!

今月は「図書カード三万円使い放題!」に横山秀夫が登場! 宇宙を思い、庭づくりと旧車を愛する氏が通いなれた紀伊國屋書店前橋店を一周して買った本は22冊。その内訳は35ページだ。そして、本誌初登場・谷口真彦が映画より面白いスタジオジブリの10冊を紹介すれば、桂島浩輔は読物作家ガイドで北村薫の10冊を厳選。「時、普通、表現」がキーワードの北村作品トップバッターはなにか。128ぺージを見てくれぃ! さらに単行本も刊行間近の堀井憲一郎がナルトをネットと持ち込みで秤にかければ、円城塔は全国の団地の"あれ"にわくわく。鏡明が40年ぶりにSF大会に出席なら、本の雑誌は来年オリンピックの前に45周年だ! さあ、とってもめでたい45周年もカウントダウン、本の雑誌10月号を読んで本屋に行こう!

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