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後の明治新政府の中核を成す薩長と手を組んだ岩倉具視ら公家の謀略で毒殺され、いまだうかばれずに亡霊となって詩人(著者)のもとに現れた明治天皇の父オサヒト(孝明天皇)。そのオサヒトを先導役に、周縁からこの国の汚泥を掘り起こし、「近代」初頭からのあこぎな侵略の事実に迫る。何よりも、明治新政府により残虐非道に抹殺され、なおかつ現在に至るまで歴史からも抹殺され続けた無数の人びとに想いを致す。それこそが、同じ間違いを犯さない、取り返しのつかない過ちを二度と繰り返さない、わたしたち「日本人」すべての責務、責任とも言える。「毒を以て毒を制す」にならい、「改心したミカドをもって、明治新政府の邪悪な意図が功を奏しいまだミカドに牛耳られているこの国を正す」この本は、名づけて[反帝ドキュメンタリー・ノベル]。これは、「明治維新」の裏面か? いや、実は本性! これこそが「明治維新」の正体そのものであることを、わたしたちは胸に刻む。
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