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物上保証人、設定債務者、第三取得者などの利害関係人の諸利益が複雑に競合・交錯する共同抵当権の諸関係をいかにして総合的に調整・解決するかは抵当権法における至難の問題であるが、本書は緻密な利益分析の方法によりその解決基準を理論的に体系化しようとする労作である。第1章 共同抵当権の代位-民法392条論/第2章 弁済者「代位」-民法503条論、ほか全4章を収録する。
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