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戦国武将や江戸の侍が認(したた)めた
古文書や掛け軸が読めると、歴史がもっと楽しくなる!
博物館や美術館などで公開される、新たに発見された古文書や貴重な掛け軸・史料は、歴史好きにとってたまらない魅力のあるものです。
しかし、展示物に書かれたくずし字、古文書をすらすらと読める人はそう多くはないようです。
そもそも日本語なので、くずしのパターンを覚えて自分で読めるようになれば、歴史上の人物像への理解がより深まり、歴史探訪や美術鑑賞がもっとたのしくなるはず。
本書では早稲田大学エクステンションセンターや毎日文化センター、読売・日本テレビ文化センターなどで人気の古文書講師が、まず「てらこや」の教科書を例に、くずし方のきまりや基本形を解説。さらに、戦国から江戸時代にかけての有名な古文書史料・全16点を掲載し、手本としています。
書を眺めながら歴史読み物としても楽しめる、古文書解読の入門書です。
菅野俊輔 (かんの しゅんすけ)
江戸文化研究家、歴史家、早稲田大学エクステンションセンター講師。
1948 年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校、毎日文化センター、読売・日本テレビ文化センター、小津文化教室での古文書解読講座の講師を務める。講演、テレビ出演、時代考証、著述など幅広く活動。『古地図と名所図会で味わう江戸の落語』『図説 世界を驚かせた頭のいい江戸のエコ生活』『江戸の長者番付』(ともに青春出版社)、『江戸っ子が惚
れた忠臣蔵』(小学館)、『書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門』(柏書房)、『大江戸「古地図」大全』『江戸大古地図』『江戸城 天下普請の謎』『ビジュアル版 江戸・東京1000 年地図帳』『江戸の事件簿』『江戸「古地図」探訪』(いずれも宝島社)など編著書、監修書多数。
【掲載史料】
春画、黄表紙、錦絵、
江戸の有名人の書──遠山金四郎の起請文、黄門様の手紙、大岡越前の日記、鬼平の評判……
戦国武将自筆の手紙──武田信玄・織田信長・明智光秀・真田信繁
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