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人情時代劇の傑作・第10弾! 『週刊ポスト』(小学館)で26年の長期に渡り連載され、フジテレビの木曜時代劇でドラマ化もされた人気作が甦る! 南町奉行所同心の菊地鶴次郎は、「死に神鶴次郎」と呼ばれる通り、これまで彼に関わった女性はみな、まるでそれが宿命だったかのように、非業の最後を遂げていく…。遊郭・吉原を取り締まる「廓廻り」としてすっかりなじんできた鶴次郎。「このままでいいのだろうか…」と悩む最中、懇意にしている遊女・夢香から相談を受ける。「横行する新手の〝足抜き屋〟から吉原を守って欲しい」。遊女である夢香が何故、そんなことを言うのか…? 夢香の身許が明かされると同時に、「坊主請け」と呼ばれるその〝足抜け屋〟を探ることを決意する鶴次郎。果たしてその結末は――!? 時代を超えて胸に響く〝涙の十手持ち〟の物語。時代劇を愛するすべての方に届けます!
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