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宮城県女川駅前に新しくできた街「シーパルピア女川」に、ひときわ目立つ車がある。
あの高級スポーツカー・ランボルギーニをダンボールで完全再現して展示した「ダンボルギーニ」である。
このユーモラスな車を作ったのが、石巻市の今野梱包株式会社の今野英樹氏である。
「震災後、時間があったので、子どものころに憧れたスーパーカーをダンボールで作り始めてしまった」というそのダンボルギーニがネットで紹介されると、1週間でリツイートが1万件を突破、「いいね」が8000を超えた。
石巻日日新聞やテレビでも紹介され、一気に全国区人気に。
さらには、当時の天皇皇后両陛下(現在の上皇后ご夫妻)が復興地域への行幸の際に、
シーパルピア女川に立ち寄り、今野英樹社長自らがご案内するという事態にまでなったのであった。
そのランボルギーニをつくりあげた今野社長が「おもしろい復興」をテーマに取り組んできたダンボール作品、
これからの東北の若者たちのためにつくろうとしている作品の数々をすべてビジュアルで紹介、
「たのしく、おもしろい復興」のかたちを一冊にしたのが本書である。
その作品は、ランボルギーニだけでなく、避難所のためのイス、机、パーテーション、棺桶、あるいはスターウォーズのAT-ATCや、あの禁断のロボットアニメの全身モデル、さらには恐竜型滑り台、野球場の20分の1の大きさの巨大野球盤まで実に多彩。
「こんなときだから、世界中から注目されている地域で、マイナスでもなんでもいいから評価されたら、復興後の糧になる」という今野社長のおもしろくてためになる復興のかたちを感じてほしい。
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