茫々莫々の日々

茫々莫々の日々

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出版社
叢文社
著者名
小田淳
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2019年7月
判型
四六判
ISBN
9784794708038

昭和の動乱の渦中、日本と米国の間にあり、両国の戦争回避に全力を注ぎ、行動した寺崎英成。病に倒れ療養の身となった晩年、唯一の閑談の友とした小田原在住の金澤慎二郎に送った手紙からは、家族を想い、真摯に生きながらも、病に浸蝕され、茫々莫々の日々を送る当時の生活模様が如実に読み取れる。昭和二二年から二五年にかけての全三〇通を収録。巻末掲載 マリコ・寺崎・ミラーさんからの手紙。「大体茫然として生きている。茫然とするのも相当年期をいれないと出来ない。小生はこれを 「茫然の術」といっている。」本文より

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