学校を開いたら、町が人が風向きが変わった!

学校を開いたら、町が人が風向きが変わった!

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出版社
エッセンシャル出版社
著者名
前原匡樹
価格
1,540円(本体1,400円+税)
発行年月
2019年8月
判型
四六判
ISBN
9784909972026

「学校」は、町おこしの切り札になる!

本書は、佐賀県武雄市の公立小学校が日本で初めて民間学習塾のメソッドを授業に導入した、
いわゆる「コミュニティ・スクール」の5年間を描いた教育系ノンフィクションです。

学習塾が入ったことで子どもたちの学力が向上したのは、ある意味当然のことです。
実際、導入当初はそうした面ばかりが注目を集め、多くの媒体で取り上げられました。
ところが、5年経った今、官民一体学校は思わぬ副産物を町にもたらしていました。

武雄市の場合、官民一体教育の実践にあわせて、学校が地域の皆さんを教室へと招き入れました。
彼らは子どもたちを見守り、明るく声をかけ、子どもたちが筆記したプリントに花丸をつけます。
そこで「笑顔」と「会話」が生まれました。
その結果、町なかで大人と子どもが挨拶する姿が「普通」になったのです。
人と人とが緩やかにつながる姿――それは、かつて日本のどこででも見られた「原風景」です。
武雄では、誰がも憧れるそんな町の姿を取り戻しつつあるのです。

コミュニティ・スクールの導入を検討している学校や自治体の皆さんのヒントになる一冊です。

●目次情報●

1章官民一体教育は何を目指すのか?

官民一体教育導入のきっかけ
民間企業として花まる学習会が選ばれた理由
子どもたちに必要な「力」とは何か?
お母さんをサポートして味方につける
子どもたちの輝く姿が官民一体の原点
理想の学校について考える
官民一体教育の導入に際してのポイント……ほか

2章武雄花まる学園が始まった!

スタートしたばかりの頃
導入校の増加に比例して課題も増加
子どもや学校を取り巻く状況
「コミュニティ・スクール」という考え方
成果を見える化してアプローチ
花まるタイムが意識を変えた!
地域協力の効果
見えてきた「理想の形」
官民一体で過疎化を解決……?ほか

3章理想の官民一体教育とは

学校と先生が瀕していた危機
一歩進んだ「コミュニティ・スクール」の実現とその効用
第三の視線
目に見えてわかる子どもたちの変化
卒業式での感動的な出来事
こんな教材を使っています!
課題を発見し、人を楽しませる視点も生み出す「問題づくり」
青空協室の意義
見えた!官民一体教育の最高形……ほか

4章武雄花まる学園が抱える課題と展望

各校・各地域のビジョンを明確にした取り組み
足を運んでくれる人にとって、学校が「幸せな空間」となるように
子どもたちの変化をどのように評価するか
保護者にしかできないこと……ほか

5章コミュニティ・スクールを成功に導く鍵

コミュニティ・スクールのメリット
気をつけ

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