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子育てもとっくに済んだ後の再婚同士の、短くも本当に充実した、またかけがいのない日々を描くドキュメント。
ある日、夫の良二は膵臓がんと診断され、その日から4年5ヶ月の闘病生活の後、天に翔け抜けていった。その夫の生きた証を、確かにここにいたのだということを残したい一心で描き残された二人史でもある。
そこには、夫・良二からもらった、たくさんの幸せと勇気に感謝の心が溢れている。そして、また夫からもらった、また歩き出す力に感謝がこめられている。
著者は書く。「二つのプレゼントを貰った。一つは、何の混じりけもない、ただひたすら楽しかった時間だ。そしてもう一つは、もう一度、人を信じてみようという気持ちを持たせてくれたことだった。これからの人生を歩いていくときの私の宝物だ」と。
人が生きるということの、その美しさ、その愛おしさを何度も思い起こさせる物語である。
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