外記日記新抄 1

尊経閣善本影印集成

外記日記新抄

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出版社
八木書店古書出版部
著者名
前田育徳会尊経閣文庫
価格
40,700円(本体37,000円+税)
発行年月
2019年8月
判型
A4変
ISBN
9784840623728

●外記日記(新抄)
 中原氏西大路流の中原師種(生没年未詳)による日記。十四世紀半ばに中原師栄によって書写された。文永元年~同四年(一二六四~六七)・弘安十年(一二八七)の五年分を所収する。記録類が少ない鎌倉時代後期において、政治史的に重要な記事を多く含み、貴重である。
 尊経閣本は唯一の古写本であり、他の写本は尊経閣本の系統となる。『続史籍集覧』に「新抄」として翻刻されるが、国会図書館本が底本で、良質な写本の公開が望まれていた。紙背文書は『大日本史料』で一部翻刻されているが、今回の影印により全容が初めて公開される。
 未翻刻を多く含む紙背文書をすべて透過光撮影し掲載。

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