汽車は知っていた

汽車は知っていた

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出版社
東銀座出版社
著者名
高橋嘉彦
価格
4,180円(本体3,800円+税)
発行年月
2019年8月
判型
B4
ISBN
9784894692077

汽車写真137枚掲載。
山田洋次氏(映画監督)、中村梧郎氏(フォトジャーナリスト・前岐阜大学教授)、関 次男氏(写真家)推薦。
81歳の鉄道ファンが知った沿線史話から「消してはならない地域史」を選び、その関連史料と50年前の記録写真を重ね合わせた鉄道沿線史を書きあげた。
歴史にはさまざまな顔がある。すっかり消えてしまった歴史があれば、後世に伝えなければならない大切な歴史もある。封殺された歴史もあれば、故意に作られた欺瞞の歴史もある。こうした懸隔は今も続いている。
私は50年前、ふとした機会から全国の鉄道沿線を渡り歩いた。
その頃、汽車は元気だった。明治以来、走り続けて100年。
汽車は、沿線地域にとって移り変わる時代の証言者・目撃者だった。
そんな私の「汽車観」から、沿線の歴史や風物にゆかりある当時の写真を取り出し、これと関連する文献・郷土史などとを重ね合わせたスタイルの沿線史話を次世代の皆さんに伝えようと書き綴ったのが本書である。

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