問はずがたり・吾妻橋

岩波文庫

問はずがたり・吾妻橋

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出版社
岩波書店
著者名
永井荷風
価格
891円(本体810円+税)
発行年月
2019年8月
判型
文庫
ISBN
9784003600368

荷風の戦後は「問はずがたり」とともに始まる。一人の画家の眼を通して、戦中戦後の情景が映し出される。若い女性の心象を掬いとる「吾妻橋」「或夜」「心づくし」「裸体」。下町を舞台とした戯曲「渡鳥いつかへる」。戦渦を生き抜き、新たな生を受けとめる人々への哀感と愛惜のまなざし。戦後の荷風文学がよみがえる。(解説=岸川俊太郎)

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