取り寄せ不可
学習塾では近年、塾講師の労務改善が急務となっています。
特に、授業開始前のミーティングの時間や授業終了後の質問対応の時間等に対して
賃金が支払われていなかったり、支払われていたとしても最低賃金を下回っていたり、
また、そもそも適正な労働時間把握がなされていなかったり
といったことが大きな問題となっていることから、
国から学習塾業界団体に向け労務改善要請が出されたり、
また、アルバイト講師の待遇改善を求めユニオンが結成されたりといった状況です。
本書では、特に問題となっているアルバイト講師等の
“授業ありき”の労務管理の見直しと、
適正な労働時間管理と賃金体系の整備について、
また、業務過多によるメンタル不調のリスクを抱える
フルタイム社員の長時間労働削減策として、
形骸化した変形労働時間制の見直しと有効活用等について詳しく解説しています。
大手学習塾に長年勤務してきた著者が、
学習塾業界の特徴と問題点を炙り出し、解決に向けた実務を解説します。
学習塾に携わるすべての実務家必携の1冊。
第1編 教育産業としての「学習塾」
第2編 学習塾のしごと
第3編 アルバイト講師等の労務管理
(学生アルバイトの労務改善が急務/アルバイト講師の労務管理が難しい理由と解決策/
労務管理のポイント/賃金体系の整備手順/就業管理の実務/
有期労働契約の更新と無期転換)
第4編 フルタイム社員等の労務管理
(社員はオールラウンドプレイヤー/懸念されるメンタル不調のリスク/
就業管理の実務/管理監督者の労務管理/女性活躍推進)
第5編 学習塾業界の課題と求められる労務対応
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。