法然と大乗仏教

法然と大乗仏教

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出版社
法蔵館
著者名
平岡聡
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2019年8月
判型
B6
ISBN
9784831860675

平安時代末期に、南都六宗や、天台宗・真言宗などの既存教団が専修念仏の停止を求めて朝廷に提出した『興福寺奏状』には、当時の仏教界、すなわち正統派の各宗が、異端と見なした法然仏教の特質が、誤解も含めて顕著に表れている。法然が日本仏教史に登場する前と後で、何がどのように変わったのか。本書では、『興福寺奏状』を手がかりに、仏教学を専門とする著者がインド仏教の視点から、法然仏教の特異性、そして、仏教としての普遍性を明らかにする注目の書。

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