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組織の達人、直接話法――。国家の再生まで任された令和の経営に必要とされる強い倫理観とコミュニケーション力を持った伝説の経営者の決定版評伝です。
石川島播磨(現IHI)、東芝の再生を評価され、ついには国家の立て直しまで期待された稀代の経営者土光敏夫。そのきらびやかな経営者経歴とは対照的に質素な生活態度で有名です。修行僧にも似たその背中に、多くの人は畏敬の念すらもちます。一方で経営者としての土光氏は、「現場の達人」とでも呼ぶべき、組織の動かし方について深い見識と実行力をもっていました。
リーマンショック以降、貪欲な資本主義への反省から「論語と算盤」の渋沢栄一が注目されているように、土光氏が未だに輝き、名語録が読まれているのはその倫理観の強さにもよるでしょう。
本書は、なぜ土光氏には次々と難題が飛び込むのか。そして、どんどんスケールの大きくなって行く新しい難題に、なぜきちんと立ち向かえたのか。さらには、東芝の再建と行政改革で土光さんは何に行く手を阻まれ、どのように立ち向かったのかを明らかにするものです。既刊の土光氏の評伝は、企業経営の現場を知った書き手によるものではありませんでした。本書では、日本企業の戦略現場を知り抜いた経営学者が土光敏夫の経営力の深層に迫ります。
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