言語は、誰かが(主体、話し手)、誰かに(場面、聞き手)、何かを(素材)を語るところに成立する。言語の背後に在って言語形式を支えている、場面(コンテクスト)、主体・主観、視点、推意、前提、(素材の)概念化などを考慮に入れない限り、言語の本質に迫ることはできない。本書は、こうしたテーゼに基づいて言語研究をいっそう深化させるべく、30余名の国内外の第一線の研究者が寄稿した本格的な研究書である。澤田治美教授古稀記念論文集をも兼ねる。
【編者】澤田治美、仁田義雄、山梨正明
【執筆者】阿部宏、飯田隆、井上優、今仁生美、岡本芳和、加藤重広、久保進、佐藤恵、澤田治、澤田淳、杉村泰、高見健一、高山善行、長友俊一郎、野田尚史、林宅男、半藤英明、藤井聖子、堀江薫、益岡隆志、宮崎和人、宮下博幸、森山卓郎、和佐敦子、Karin Aijmer、Lars Larm、Candida de Sousa Melo、Daniel Vanderveken
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