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早逝した天才アニメ作家・今 敏の未完の大作を《完全版》で復刊!
長編アニメ映画化の企画も進行中!
◆隔週誌「コミックガイズ」で、1995~96年にかけて連載された長編漫画『OPUS』。アニメに専念するようになる直前の時期に書かれた、「漫画家としての今 敏」の集大成であり、後年の映画で追及される「現実と虚構」のテーマの出発点ともなった作品ですが、掲載誌の休刊にともない未完のまま終わりました。
しかし、2010年の作者急逝の後に“幻の最終回”の原稿が発見され、徳間書店より上・下巻で単行本が刊行されました。このたび、単行本の巻末に今監督の全作品を手掛けたプロデューサー・丸山正雄氏のインタビューなど新規要素も併録し、1冊に合本した《完全版》を上梓します。重厚な質感で生まれ変わった本書をぜひお手元に!
◆連載漫画『Resonance』の佳境を迎えた漫画家・永井力は、悩んだ末に主人公リンの死をもって物語を締めくくることとした。だが、原稿用紙の奥から姿を現したリンにその原稿を奪われ、力自身もみずからの描いた漫画の世界へと引きずり込まれてしまう。
そこで出会ったヒロイン サトコとともに、自分の考えた設定に翻弄されながらも謎の超能力者「仮面」と戦う力。作者にあらがう登場人物たち。やがて力にとっての現実世界と作中世界の境界線が崩れてゆく中で、力は「作者は作中世界の神たりうるのか」を自問するのだった---。
☆☆☆本書の特長☆☆☆
◇雑誌にも発表されることなく、作者の没後に発見された“幻の最終回”も含めた《完全版》!
◇巻末には今監督の全作品の制作に携わったプロデューサー 丸山正雄氏のインタビューや、監督夫人である今京子氏の作品コメンタリーなども併録予定。
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