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湯川秀樹の弟子が見てきた物理学のこれまで。そして日本の戦後。
山形から湯川にあこがれて京都大学に入学した青年は、戦後日本の変化を巨人の傍らで見続けてきた。物理学のうつりかわり、科学そのものの意味の変貌、そしてそのなかで出会ってきたさまざま人たち――。現代を代表する物理学者がつぶさに見てきた、もうひとつの戦後日本の姿。
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