取り寄せ不可
この子はわたしが育てよう。
彼には何も、告げないまま。
早くに両親を亡くしたメイジーは音楽大学に通いながら、
学費を稼ぐために夜は清掃員として働く毎日。
ある日いつものように掃除をしていると、真夜中のオフィスで
一人ウィスキーグラスを傾ける、大富豪アントニオに出会った。
今日は亡き弟の命日らしく、彼は悲しみから逃れるように
メイジーを誘惑し、二人はそのまま熱い夜を過ごす。
でもきっとこれは一夜の過ち。彼は住む世界の違う人だもの……。
そう自分に言い聞かせるメイジーだったが、
数週間後、妊娠に気づき、意を決してアントニオに会いに行った。
だが彼は冷たく告げた――君とは会ったこともない、と。
イタリア人実業家のヒーローは、なぜ嘘をつかなければならなかったのでしょうか。ヒロインは絶望の中、一人で子供を育てる決意をしますが、やがて再会のときが訪れて……。今やイマージュの代表作家となったK・ヒューイットの、切ないシークレットベビー物語。
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