体験記私たちの戦中・終戦直後史

体験記私たちの戦中・終戦直後史

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出版社
つくばね舎
著者名
我孫子市史研究センター
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2019年7月
判型
A5
ISBN
9784924836853

日中戦争終期のころから太平洋戦争の時代、そして、終戦直後を少年少女として生きた人々が、戦時下の暮し・終戦直後の暮しの体験を、それぞれに綴った。少年少女であった人たちは、暮らしの中の戦争の姿を、誇張も虚飾もなく、直截に述べていて、はからずも、近代史・現代詩の貴重な歴史書・証言の書となっている。空襲・疎開・勤労動員・長崎原爆の被爆の姿ー被服が裂けて垂れ堕ちていると見えたが実は皮膚がはがれていたー・疎開先での引率教師の暴力と隠匿ー生徒がもらった食料を隠匿して酒に替えた暴力教師がいたー・満州引き揚げ者の苦難、敗戦を国民に告げた「玉音放送」は、理解できなかった。そして、戦後の学制改革の中での小学生・中学生・高校生。
 苦しいなかで、10歳前後の年齢で、弟・妹を背負って空襲から非難し、食料の獲得に奮闘し、それでいて、明るさを失わなかった子どもたち、悲惨な戦争を経て、新憲法のもとに生活の再建に取り組み始めた日本人の一つの原点を示している。
 さらに、座談会では、千葉県我孫子市に生まれ育ったお年寄り三人を囲んで、暮らしの場での戦争の姿を浮き彫りにした。
〇総ページ 260頁  A5判
〇著者の多くは、現在の我孫子市民

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