甘える勇気

取り寄せ不可

出版社
新講社
著者名
和田秀樹(心理・教育評論家)
価格
990円(本体900円+税)
発行年月
2019年7月
判型
B40
ISBN
9784860815875

「甘え」という言葉に対して、
どういうイメージを持っていますか?

理由はさまざまですが、「甘え」に対して、
ずるいとか弱虫といったイメージを
持っていないでしょうか。

今の時代、「甘える」のは恥ずかしいこと、
ずるい人間や弱い人間のすることだと
考える傾向があります。

しかし、本当に追いつめられた時、
自分だけで乗り越える努力にも限界があります。
誰にも相談できず、救いを求めず、
体を壊したり、心を病んでしまっては、
元も子もありません。

苦しい時には苦しさを打ち明けてみる。
行きづまったら助けを求めてみる。
そういう「甘え」を少しも恥ずかしいことだと
思わないことです。

いちばんつらいときには周囲に甘え、
助けを借りて、苦境を乗り越える。
それが結局はたくましく生きていけるのです。

人に助けを求めることができない人には、
「甘える勇気」が必要です。
まず、周囲にこちらから声をかけてみる勇気です。

人が孤立しないで、相互に助け合って生きていく
考え方を、著者が本書で提唱します。
「甘える勇気」とは、人と人との関係を
幸せなものに変えていく勇気です。

<目次より>
●甘えることに勇気がいる時代になってきた
●甘えたら「おしまい」ではない、
そこからまたスタートできる
●人はそんなに強くない、むしろ弱い存在だと認めよう
●内にも外にも甘えを禁じる暗黙のルールがある
●甘えを禁じている弱者のほうが圧倒的に多い
●甘えられるとうれしいのが大人です
●自分を守ることこそ自分の責任
●「ちょっといいかな」が無視されることはない
●信じてくれた人を裏切るなんてできない (他)

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