少女奇譚

少女奇譚

出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます

出版社
晶文社
著者名
川奈まり子
価格
1,650円(本体1,500円+税)
発行年月
2019年7月
判型
B6
ISBN
9784794970992

少女たちの声はどこか懐かしい。
閉ざされた家の抑圧、母娘の悲哀、
細やかな筆致が、幼い記憶を鮮やかに喚起する。
文月悠光(詩人)


少女は少女であるがゆえに怪異に遭遇する。
異能の奇譚蒐集家による、実話怪談ルポルタージュ。

「女の子すなわち少女である」
怪異体験者たちの生身の声を綴り明かす実録奇譚集。
幼き日のあなただけに見えたもの、聞こえた声が
再び鮮やかに甦る。

現代人の大半は、基本的に常に何事も合理的に考えており、
たとえ悪いことが起きたとしても、誰かが自分を恨んで藁人形の
五寸釘を打ったり、人形を用いる《厭魅》や動物霊を用いる《蠱毒》
などの呪術を使ったりしている可能性には思い至らないものだ。
では、たとえば思いがけない事故に遭って大怪我を負った直後に、
自分の写真が貼られた藁人形のような呪いの証拠物
件を突きつけられたら、どう感じるか?……(「呪殺ダイアリー」より)

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top