明日へのスキャット

明日へのスキャット

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出版社
集英社
著者名
由紀さおり
価格
1,528円(本体1,389円+税)
発行年月
2019年7月
判型
四六判
ISBN
9784083331572

デビューは1969年。『夜明けのスキャット』の国民的ヒットから50年。変わらぬ澄んだ声、透き通る白い肌で凛として歌う歌手、日本歌謡界&童謡界のレジェンド、由紀さおり。
あまたの歌い手たちが現れては消える、厳しくもはかない歌の世界で、ずっと第一線の実力派として、彼女が歌い続けて来られたのはなぜなのか?
のびやかなその声が、70代を迎えた今も、美しく瑞々しく響きわたる秘密は何なのか?
幼少期に始まる「歌」との出会いから、「由紀さおり」としてデビューしてからの50年に、さまざまにもがき、苦しみながら挑戦を続けてきた彼女の言葉から今、その理由が明かされる。

●本書の見どころ
・世界にフィールドを広げて歌い、愛し、音と自分に真摯に向き合って生きてきたひとりの女性、由紀さおり。その前向きな姿と美しい声の秘密に、胸が震える!

・出会いと別れ、爆発的ヒットからの黄金期と挫折、自ら仕掛けた姉とのデュエットによる童謡コンサートの大成功、はたまたアメリカを始め世界でアルバムをリリースし、60代で再び喝采を浴びるまで。そして全国で開かれる50年記念コンサートに待望の声が集まる今! 大きな起伏を描く彼女の半生が、鮮やかに映し出される。

・彼女の生涯を貫く「才能のきらめき」、「歌い手道」、そして「音&ことばを究める姿勢」から伝わる、「由紀さおりが『レジェンド』たる所以」に誰もが納得せざるを得ない、感動の一冊!

●プロフィール
ゆき・さおり 群馬県生まれ。1969年、みずからスキャットを考えて歌った『夜明けのスキャット』でデビュー、国民的ヒット歌手となる。以来、歌はもちろん、女優、司会、バラエティにと大活躍。1983年森田芳光監督作品『家族ゲーム』で、毎日映画コンクールの助演女優賞受章。その後1985年より、ソロの歌手生活と並行して、本名の「安田章子」として、姉の安田祥子とふたりで童謡を歌う活動を続ける。2011年、在米ジャズオーケストラ「Pink Martini」とのコラボアルバム『1969』を世界50か国超でリリース。世界的ヒットに。2019年、記念アルバム2枚を発表。全国で公演予定

●目次
はじめに ~桃華楽堂のスキャット
第1章 スキャットと旅して
即席スキャット など
第2章 歌手になりたい!
制服のキャバレー歌手 など
第3章 大ヒットと結婚の狂想曲
不協和音の夫婦 など
第4章 笑いと涙のサバイバル・マーチ
紳士だったいかりやさん など
第5章 安田シスターズ誕生!
100万枚、そして世界へ! など
第6章 恋とジャズのアメリカ
結婚、そして…… など
第7章 母へのエレジー
炎の母娘 など
第8章 フルボディの歌
薄く弱い声帯を守る など
第9章 変わりゆく音の世界で
ドンカマ&イヤモニがつくる音楽との距離感 など
第10章

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