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『御用牙』の神田たけ志が〝江戸の闇金融〟描く、痛快時代劇・第2弾! 表の顔は結髪師、裏の顔は闇貸師―。困窮する旗本などを相手に「十日で一割=トイチ」という暴利で金を貸す〝闇金〟を生業とする喜三郎。そんな中、寛政の改革の一環として、老中松平定信より借金の帳消し命令となる「棄損令」が発布された。借金地獄にあえぐ旗本たちは喜ぶ一方、〝生業〟金貸しを営む者からは、反発の声が上がりだす。そんな声を利用すべく、幕府の庇護の下、「検校」という高い地位を与えられた権力を持つ盲人が暗躍を開始する。「闇貸師でも、俺はあいつらとは違う」。喜三郎のプライドに火が灯る――。原作は向谷匡史の『江戸の闇鴉』(2部作)。週刊誌記者時代の取材を通じ、裏の世界にも精通する同氏の作品だけに、闇の世界の描写は時代劇にありながらどこか現代に通じるリアルさを覗かせる。隠れた名作時代劇!
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