広島への原爆投下から74年間、著者が胸の奥深くに閉じ込めてきた母の最期を綴ったノンフィクション。原爆投下後に伯父夫婦を救助するために広島市内に行った母は白血病にかかった。乳がんに冒され、衰弱していく母の苦しみと同時に、その闘病生活を支える父や幼い子どもたちの苦悩や葛藤を、文章と鉛筆画で表現した絵本。「原爆さえなかったら!」という被爆者やその家族の思いを後世に届けていくための一冊。
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