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福祉国家研究において、福祉国家はあくまでも国民国家を前提とした制度であり、これまで移民というアクターの存在は中心的なテーマとして扱われてこなかった。しかし、移民の増加によりこうした前提にたつ福祉国家はもはや維持されていない。本書はイギリスに焦点をあて、帝国主義の歴史が生み出すイギリス型移民レジームの独自性を明らかにするとともに、技能移民を対象に進む包摂の実態から、ポスト20世紀型の福祉国家と移民の新たな関係を考察する。
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