社会運動 No.435(2019・7)

医薬品の裏側 クスリの飲み方を考える

社会運動

出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます

出版社
市民セクター政策機構
価格
1,100円(本体1,000円+税)
発行年月
2019年7月
判型
A5
ISBN
9784775201190

今飲んでいる薬は適切なものですか?

 どの薬を処方するのか、その判断は医師に委ねられている。製薬会社は自社の薬を医師に使ってもらうため、様々な営業活動を行っている。手っ取り早いのは医師への謝礼金。例えば、研究開発費や原稿執筆料などだ。ただし世間からの批判を浴びて、こうした医師への支払いについては2014 年から製薬会社も公開している。

 ところがいまだ、製薬会社からマスコミを通じて医師に支払われる謝礼はブラックボックスのままだ。例えば、製薬会社は広告代理店を通じて通信社に新薬の情報を提供する。そして通信社は、全国のメディアに、あたかも客観的な「報道」として記事を配信し、全国の新聞が掲載する。その「報道」にコメントをしてくれた医師に謝礼が支払われるという仕組みだ。

 こうして市民には見えない形で製薬会社・メディア・医師が連携して薬は販売されている。

 医師に処方されたまま飲んでいる薬を私たちはほとんど知らない。今飲んでいる薬は、本当に適切なものかのか? 薬について真剣に考えてみたい。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top