「一文無しになるまで、この絵は絶対に手放しません」
《コンポー トのある静物》を所有していたゴーギャンにこう言わしめたセザンヌは、いかにして近代絵画の父と呼ばれるようになったのか?
近代絵画の始祖として、世界的に認識されているセザンヌ。この概念 は誰が作り、どのように継承されてきたのか?フランス語圏、 英語圏、 ドイツ語圏、日本におけるこの〈近代絵画の父ーセザンヌ〉像の形成過程に5人のセザンヌ研究者が迫る。 つづく第二部では、セザンヌに関 する基礎概念と諸情報を多面的に編纂。 生誕180年を記念する本書は セザンヌ芸術の理解に必携の「セザンヌ大全」である。
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