特集:ワーグナーとイタリア
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『ワーグナーシュンポシオン』は、わが国におけるワーグナー研究の成果やワーグナー芸術にかんする多様な情報を発信する年刊誌。
「シュンポシオン」とは、古代ギリシャで酒を酌み交わしながら行われていた議論のことで、プラトンの対話篇『饗宴』の原題でもあります。
本誌を、ワーグナーについて真摯かつ自由闊達に語り合う場にしたいとの願いが、この誌名にこめられています。
本号では、まず巻頭インタビューに、アマチュア・オケでありながら《リング》4部作全曲上演という壮挙に取り組む愛知祝祭管弦楽団から音楽監督の三澤洋史氏、団長の佐藤悦雄氏、演出を務める佐藤美晴氏が登場。
特集は「ワーグナーとイタリア」と題し、イタリアにおけるワーグナー受容、イタリアを舞台にしたワーグナーの知られざる未完の作品、ワーグナーとヴェルディのシラー受容について論ずる。
エッセイはオペラ演出家・菅尾友氏、音楽評論家・山崎浩太郎氏、作曲家・指揮者、杉山洋一氏が寄稿。
その他バイロイト音楽祭や国内の上演報告、内外の文献紹介ほか最新情報も満載。
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