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現在は、いつでも、どこでも、誰とでもコミュニケーションができるようになったと言われるが、実は情報のやり取りが簡単になっただけであり、自己中心的に楽しめる道具に無意識に反応しているだけではないのか。
インターネットが日常化するに従い、コミュニケーションは表層的で情報量だけが肥大化し、その内容をじっくり吟味したり考えたりする余裕は失われてしまう。その中で、はたして身近な家族、職場、学校などでの人間関係は以前よりよくなったのだろうか。
デジタルネイティブと呼ばれる若者の中には手紙を書いたことがないという者もいるというが、コミュニケーションツールとして何世紀にもわたり育まれてきた手紙を改めて考える試み。
手紙が持つ豊かなコミュニケーション力とは何か。現在にも生きる手紙の魅力とは何か。なぜ手紙は生き残り続けられるのか。これからの時代の中でどのような意義を見出せるのか。手紙ならではの「コミュニケーション価値」を再発見する。
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