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医療を変える「物語能力」の養成とは!?
ナラティブ・メディスンは,全ての診療において必要とされる「語ることと聴くこと」から生まれる感情と間主観的関係の重要性を強調する。それは患者と医療者,学生と教員,そして彼ら全てと社会を強く結びつける。
人文学と医学を架橋するリタ・シャロンらによってコロンビア大学に創立された医療者のための全く新しい教育法の全貌が,今ここに明らかにされる。
【主な目次】
●第1部 間主観性
第1章 自己の物語―文学を通じて関係性を学ぶ
第2章 セッションの実際―文学作品,経験,感情,教室での関係性
●第2部 二元論,個人性,体現化
第3章 二元論とそれに対する不満(その一)―哲学と文学と医学
第4章 二元論とそれに対する不満(その二)―哲学という塗り薬
第5章 確実性からの解放―物語倫理のための訓練
●第3部 教育における自己同一性
第6章 教育の政治学―クリップ,クィア,アンホームの健康人文学
●第4部 精密読解
第7章 精密読解―ナラティブ・メディスンの代表的方法論
第8章 精密読解教育の枠組み
●第5部 創造性
第9章 創造性―何が,なぜ,どこで?
第10章 創造性は教えられるか?
●第6部 知ることの質的方法
第11章 非常階段から質的データへ―教育的促し,身体性に開かれた研究,ナラティブ・メディスンの心の耳
●第7部 臨床実践
第12章 健康とヘルスケアの物語的変容
第13章 ナラティブ・メディスンの臨床的貢献
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