取り寄せ不可
昨今,頻発する未成年犯罪,性犯罪,精神障害者の犯罪,など衝撃的な事件において刑事精神鑑定に対する社会的関心が大きくなっている。現状では,犯罪への認識において,市民感覚と法律の専門家で認識のずれが明らかである。
本書は,まず第1部で精神鑑定に関する理解の初歩から,疾患群別責任能力,鑑定書作成の実際,証人尋問のシミュレーションにまで論及,後半の,第2部においては,ケーススタディに沿って実際の鑑定のすすめ方,その問題点と限界までを解説している。
数多くの刑事精神鑑定に携わってきた著者が,好評の前著から10年,裁判員制度の時代に,医療観察法,関係諸法の改訂を反映させ,「精神鑑定」の全貌をわかりやすく解説した画期的なガイドブックである。
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