結論から言えば。
それは語り継がれることのない物語だ。
誰が勝ち、誰が負け、誰が生き、誰が
死に、誰が吠え、誰が嗤い、誰が哭いた
のか。そこに富と名誉はなく、倒れた者
は歴史に名を刻むこともなく。誰の記憶
にも残らぬまま、天の葬列に加わるのみ。
けれど、『彼女達』は臨むのだ。
巨大な悪に、邪悪極まる闇に。秩序の
ため、誇りのため、絆のため、『彼女達』
は――冒険者達は最後の決戦に臨むのだ。
「1000年の時を越えて、もう一度冒険者
達が下界平和の礎となる! ――ここに
新たな神聖譚を記せ!!」
これは、もう一つの眷族の物語、
──【剣姫の神聖譚】──
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