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2球団身売りと、熾烈を極めた優勝の行方……球史に残る、昭和最後の1年を追う。リーグ制覇は共に10回、日本一は3回と2回――阪急・南海という、名門球団の電撃的な身売りの裏では、取引先銀行の特命チームによる水面下の秘密交渉があった。そしてペナントレースも終盤、ロッテとのダブルヘッダーの結果如何で、近鉄の優勝が左右される事になった88年のパ・リーグ。その激動の舞台裏を、新証言と資料で綴る。
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