死ぬことと生きること

死ぬことと生きること

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出版社
みすず書房
著者名
土門拳 , 星野博美
価格
3,630円(本体3,300円+税)
発行年月
2019年7月
判型
B6
ISBN
9784622088400

「ぼくは、うまくいかなくても撮るし、うまくいっても撮る。一度シャッターを切り始めたら、トコトンまで撮らずにはいられなくなる。」

土門拳、65歳の時の初エッセイ集。「デモ取材と古寺巡礼」「スランプを恐れないこと」「梅原龍三郎を怒らせた話」「アマチュアはなぜ写真が下手か」「手でつかめる風景」… 自らの生い立ちから始まり、丁々発止の肖像写真撮影、一筋のしわをも逃さずとらえて不評だった話、ままならぬ右足の悔しさ、アマチュア写真家への激励、写真哲学などが生き生きと、克明に語られていく。
戦後日本の矛盾と、日本人を凝視した眼光の鋭さが、文章に刻みつけられている。その強靭な写真の謎を、土門拳自らが明かす。

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