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美しい数理論理の体系を探究した大著『プリンキピア・マテマティカ』で知られる哲学者ラッセル(1872~1970年)。しかし第一次世界大戦、第二次世界大戦での広島・長崎への原爆投下、戦後の水爆実験が彼を、反核・平和運動の激烈な実践家に変えた。
ノーベル文学賞受賞という最高の栄誉と投獄2回・教職剥奪2回という受難に引き裂かれ、数理・論理学から世界平和を実現する手段の構想に至るまで、みずからの生命の躍動にしたがうように千変万化したラッセル──。
核時代に生きる人間が想像力の裡から消し去ってはならない人類全滅の可能性に最も人間的に、過剰なまでに敏感に反応し、人々を刺激、世界を挑発した「機知と怒りの哲人」の軌跡を論理学の泰斗が描く。
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