柳沢吉保ー教科書が教えない元禄政治の実像

柳沢吉保ー教科書が教えない元禄政治の実像

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出版社
パンダ・パブリッシング
著者名
江宮隆之
価格
1,834円(本体1,667円+税)
発行年月
2015年2月
判型
A5
ISBN
9784909400543

■なぜ柳沢吉保の悪名はでっち上げられたのか

時代劇ではいつも、「将軍・綱吉に取り入り、善良な人々を苦しめる悪徳大名」とされてきた側用人・柳沢吉保。
しかし彼は本当に悪い政治家だったのか?
本書はこの疑問を検証する。


■まさに“変革"の時代だった元禄時代

同時に、5代将軍・徳川綱吉や当時の元禄時代についても再検証する。
教科書では、愚かな将軍・綱吉は犬に異常に執着して「生類憐れみの令」をつくり、民衆を苦しめたという。
これも果たして本当のことだったのだろうか?

綱吉の元禄時代とはまさに「経済の転換期」であった。
武士は軍人から官僚への変身を求められ、さまざまな権力の争いが行なわれていた。
その構造を理解することで、「なぜ柳沢吉保の悪名はでっち上げられたのか」が見えてくる。

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