三国志ー正史と小説の狭間

三国志ー正史と小説の狭間

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出版社
パンダ・パブリッシング
著者名
満田剛
価格
2,138円(本体1,944円+税)
発行年月
2017年5月
判型
A5
ISBN
9784909400123

■三国志に“もう一つの視点を提供する”1冊

『演義』と『正史』の違いだけでなく、多数の歴史書から“三国時代の実際”を解説していく。

『演義』はあくまでも物語だが、『正史』だけ歴史の真実ではない。
なぜなら陳寿も西晋の権力者に問題があることは書けなかったからだ。

「大三国志展」で学術アドバイザーを務めた著者が、曹操、劉備、諸葛亮などの群雄の実像から、三国時代の社会についてまでを広く紹介していく。

・実は『正史』は蜀を正統な漢王朝とし、呉は地方政権扱いにしている!?
・三国時代をもたらしたものは気候だった!?
・曹操にとって袁紹は“仲間”ではなく、“頭が上がらない庇護者”だった!?
・董卓はやりたい放題どころか、針のむしろ状態だった!?
・群雄割拠の時代を主導していたのは、袁術だった!?
・黄巾賊の残党を上手く利用できた者が生き残った!?――青州兵に東州兵
・蜀は商業立国だった!?――三国志の貨幣
・日本の税体系の基本は曹操が作り上げた!?
・諸葛亮と〓〓、費〓・姜維政権の違いとは?――孔明死後の三国志

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