日本共産党政権奪取の条件

日本共産党政権奪取の条件

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出版社
ベストセラーズ
著者名
適菜収 , 清水忠史
価格
1,430円(本体1,300円+税)
発行年月
2019年7月
判型
B6
ISBN
9784584139325

日本共産党とは相いれない部分も多い。私は、共産主義も新自由主義と同様、近代が生み出した病の一環であると考えているからだ。
 日本共産党が政権を取る日は来るのか?
 本書で述べるようにいくつかの条件をクリアしない限り、国民の信頼を集めるのは難しいと思う。そこで、私の失礼な質問にも、やさしく、面白く、かつ的確に応えてくれる衆議院議員で日本共産党大阪府委員会副委員長の清水忠史さんとわが国の現状とその打開策について語った。
〓〓〓〓保守主義者・作家 適菜 収


作家・適菜収氏との対談は刺激的であった。保守的な論壇人としてのイメージが強く、共産主義に対して辛辣な意見を包み隠さず発信してきた方だけに、本当に対談が成り立つのだろうか、ともすればお互いの主張のみをぶつけ合うだけのすれ違いの議論に終始してしまうのではないかと身構えたのだが、それは杞憂に終わった。
〓〓〓〓共産主義者・衆議院議員 清水忠史


目次

まえがき 保守主義者・適菜 収

第一章カジノ・万博、アホちゃうか
この対談、「誰得」なのか?
日本共産党の諜報能力
結びついた不快感
維新の会の万博利権
パチンコは負けても三一万二〇〇〇円
特定資金貸付業務
大阪から教育が崩壊する

第二章 維新と吉本興業が大阪をダメにした?
松竹は吉本の二軍
日本共産党に入った理由
日本共産党と自民党の共闘
マック赤坂と出直し市長選挙
橋下の原動力
アホとは戦え!
オカルト工作員を育成するメディア
「都構想」住民投票事件の本質

第三章 日本共産党はなにをやろうとしているのか
日本共産党は本当に必要なのか?
暴力革命について
イデオロギーについて
党名について
民意と独裁
普遍的人権について
ユーモアと絶望
「正しい社会」という妄想
進歩史観
選挙制度について

第四章 自衛隊と日米安保
改憲について
自衛隊をどうするのか?
アメリカにどう向き合うのか
主権という概念
日米安保は必要か?
軍隊はなくなる?

第五章 日本を滅ぼした安倍政権
皇室について
少子化担当大臣は誰がいい?
拉致被害者の家族会は安倍被害者の会
これからがモリカケ事件の本番
構造改革とトリクルダウン
歴史認識について
尊敬する政治家
政権の背後の人脈

第六章 閉塞感を乗り越えるために
歴史を見るスパン
「ワクワク」という勢力
ニヒリズムをどう乗り越えるのか
なぜ生きるのか
共産党の愛国心
独立心について

あとがき 共産主義者・清水忠史

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