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ふたごの少年タムとネッド。母親は「魔女さん」と呼ばれ、村人が病気や怪我をしたとき、また災害時には魔法を使って人々を助けていた。少年二人はあるとき川に出かけて事故にあい、タムが亡くなってしまう。深く傷ついたネッドは、それ以来、口がきけなくなってしまう。母親の留守中、代わりに「魔法」をあずかることになったネッドは、魔法を奪い取ろうとする者から逃げだして冒険の旅へ……。『月の光を飲んだ少女』でニューベリー賞を受賞したケリー・バーンヒルの作品。
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