道元の思想と書

道元の思想と書

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出版社
大法輪閣
著者名
岩井孝樹
価格
3,630円(本体3,300円+税)
発行年月
2019年7月
判型
A5
ISBN
9784804614168

曹洞宗開祖・道元(1200?1253)の「書」が道元の「思想」にもとづく必然の書であることについて、はじめて科学的で具体的な筆跡鑑識の方法により、「書風、書法の分析」をもとに解明する。

近年盛んな論争をひきおこしている「道元は晩年になって思想を変改したのか否か」という問題(『正法眼蔵』の教説が晩年の『十二巻本』において変化、逆転し矛盾を生じている)について考察すると共に、その書においても変移が認められることを詳述する。

 越前に入った道元の最初の教化の対象が「白山修験」となったのは、緊急にして重要な課題が生じたからとみる説(その教義に道元が最も忌避排除すべき「中古天台本覚思想」に通じるところがあるため)を提示。併せて白山越前馬場平泉寺に関する証跡(「清僧と妻帯僧の共存」「金山の採掘」「源平の争乱にも加担した六千坊」等)についても初めて取り上げる。 道元の真筆をはじめとする図版を多数収録。

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