●この1冊で、「伝聞法則」の試験対策は万全!
伝聞法則は、近時の司法試験ではほぼ毎年出題されている刑事訴訟法における最重要論点です。
司法試験の出題で伝聞法則が好まれるのは、事件の証拠構造を大きな枠組みで理解し、検察官として必要な立証は何か、検察官の立証を崩すために何を争えばいいのかといった、実務におけるいわば現場感覚の有無を試すのに格好の論点だからです。
ただ、実務経験のない受験生にとっては、実にとっつきにくいと言えます。実際にどのような場面でどのように伝聞法則が問題となるのかといった記述を厚くし、実務感覚を疑似体験できる事例問題や司法試験の過去問を使って、真の理解へ導きます。解説がそのまま解答例になる、弁護士だからこそ書ける演習書です。
〔主要目次〕
第1 伝聞法則総論
総論的解説のあと、実際の事例で、伝聞・非伝聞に振り分ける
第2 伝聞例外総論
伝聞例外を分類してその体系を概観する
第3 伝聞例外各論
個々の伝聞例外条項について、各条文ごとに解説し、事例にあたる
第4 応用編
伝聞証拠、非伝聞や伝聞例外にまたがるような応用問題に挑む
第5 司法試験過去問編
伝聞法則に関わる司法試験問題に、解答例を付す
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