取り寄せ不可
時は大正末期。滋賀県琵琶湖のほとりの五個荘町(現・東近江市)。大商家の長男・近藤大作は、優秀な成績で小学校を卒業した。祝いの言葉とともに父から贈られた包みの中身は、鍋の蓋だった。父は、明日からそれを行商して売ってこいと言う。
売れなければ、たとえ長男であっても、店を継がせることはできないと。
「なんで。なんで、こんなもん売るの? なんで?」……
それは、何不自由なく育ってきた13歳の少年に初めて与えられた試練だった。
途方に暮れながらも、一人鍋蓋を売りに歩く大作。母親も、親戚も、知人も頼れない。
足を棒にして歩いても、鍋蓋は売れぬまま、3か月が過ぎる。
商いとは何か。家を継ぐとはどういうことなのか?
苦難の末、ようやく大作は、商人の、そして商いの魂を知った。
涙の先に大作が見たものは?……
30年前に、映像作品として人々の胸を打ち、涙を誘った名作が、
いま、漫画として、再びの感動をお届けします。
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